情けのゆくえ:大江戸人情見立て帖

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出版社: 新潮社
質屋に現れた武家奉公の女。質草代りの金を受け取らず、幼子を残し姿を消した……。(「武士の体面」)常磐津の師匠を人質に、稽古場に立て籠もった浪人。なぜか、刀の目利きを要求するが……。(表題作)刀の目利きと研ぎで評判の下級旗本・関口平九郎。お調子者の質屋の若旦那・卯之吉。冷や飯食いの同心・深尾左門。三人の男たちが、お江戸を騒がす難事件の謎を解きほぐす。書き下ろし時代小説四編。