歴史時代作家早見 俊の書斎

百折不撓
早見 俊
歴史時代作家

早見 俊はやみ しゅん

1961年岐阜県岐阜市に生まれる。法政大学経営学部卒。会社員の頃から小説を執筆、2007年より文筆業に専念し時代小説を中心に著作は二百冊を超える。歴史時代家集団、「操觚の会」に所属。「居眠り同心影御用」(二見時代小説文庫)「佃島用心棒日誌」(角川文庫)で第六回歴史時代作家クラブシリーズ賞受賞、「うつけ世に立つ 岐阜信長譜」(徳間書店)が第23回中山義秀文学賞の最終候補となる。現代物にも活動の幅を広げ、「覆面刑事貫太郎」(実業之日本社文庫)「労働Gメン草薙満」(徳間文庫)「D6犯罪予防捜査チーム」(光文社文庫)を上梓。ビジネス本も手がけ、「人生!逆転図鑑」(秀和システム)を2020年11月に刊行。
日本文藝家協会評議員、歴史時代作家集団 操弧の会 副長、三浦誠衛流居合道四段。
「このミステリーがすごい」(宝島社)に、ミステリー中毒の時代小説家と名乗って投票している。

新刊のお知らせNEW BOOK毎月1冊程度のペースで新刊を執筆しております

放浪大名 水野勝成―信長、秀吉、家康に仕えた男― 

発売日:
出版社: 新潮社
戦塵にまみれること六十年、
七十五にしてなお現役!

父親に勘当され、秀吉と諍いを起こし、
諸国を彷徨った、神君家康の従兄弟・水野勝成。
だれにも縛り付けることができない
「倫魁不羇」と称され、敵からは「鬼日向」と恐れられた
戦国最強の武将の波乱の生涯を描く、書下ろし歴史小説。

十六歳での初陣から七十五歳で参陣した島原の乱まで六十年、戦国の乱世を鑓一本で駆け抜けた水野勝成。刈谷城城主の父から勘当された勝成は、豊臣秀吉から知行を授かるが、諍いを起こし逃亡するはめに。西国を放浪する勝成は、小西行長、佐々成政、黒田孝高ら名だたる武将に仕えるが……。敵から「鬼日向」と恐れられ、武辺一辺倒だった勝成が、福山藩十万石開祖の名君として称えられるまでを描く歴史小説。

水野勝成の仕えた主な主君
織田信長 仙石秀久 豊臣秀吉 佐々成政 黒田孝高 小西行長 加藤清正 徳川家康 徳川家光

水野勝成が関わった主な合戦
高天神城合戦 本能寺の変 天正壬午の乱 小牧長久手の合戦 紀州雑賀征伐 肥後国人一揆 志岐城攻め 関ヶ原の合戦 大坂の陣 島原の乱

鵺退治の宴

発売日:
出版社: 光文社
公儀の政を乱す、「鵺」の一党、暗躍。
京から来た姫を守れ。闇御庭番、妖術に翻弄さる!
史実を巧みに取り入れた人気シリーズ、絶好調第九弾!

【内容紹介】
闇御庭番菅沼外記は、水戸藩主徳川斉昭から老中水野忠邦の推し進める上知令に関する探索を依頼された。
上知令は海防政策の要、その成否が水野の改革と権力の行方を左右する重要な政策なのだ。
そんな中、帝の御落胤という姫・雛子が江戸にやってきた。
上知令を巡り、雛子を利用し朝廷を味方につけようとする者らの暗躍が始まる。
史実に着想を得たシリーズ、佳境へ。

密命将軍 松平通春 悪の華

発売日:
出版社: コスミック出版
「予約商品の価格保証」対象商品。 詳細
江戸の町を闊歩する謎の侍、松平通春。
あるときは松田求馬なる偽名をもちい、あらゆる揉め事や事件に首をつっこんでいく。
単なる変わり者かと思いきや、じつはこの通春、
尾張徳川家の後継ぎで、れきとした雲上人の若殿さまであった。
あるとき、世の乱れを嘆いた現将軍の徳川吉宗に呼ばれ、表側の司法では手の届きにくい、
商家や町民のなかの悪を討つという密命を授けられる。
もとより好奇心旺盛な通春、これ幸いとばかりに市井の将軍代理……いわば『密命将軍』を名乗り、
側近であり相棒の星野藤馬とともに世直しをはじめるのだが……。
のちの尾張の名君、徳川宗春の悪党退治。シリーズ第三弾!

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